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■ニュースリリース一覧

DaisyArt 7
2001/02/02



発売日:2001年3月2日(金)


Windowsグラフィックツールの頂点を目指してさらに進化!
ペイント&フォトレタッチソフト「DaisyArt 7」を発売
プロフェッショナルな作品づくりのために、ついにシリーズ7代目の登場
 

 株式会社市川ソフトラボラトリー(本社:千葉市美浜区、代表取締役社長:市川 芳邦)は、Windowsの環境において、より快適にあらゆるプロフェッショナルなグラフィック作品をつくりあげることができるペイント&フォトレタッチソフトDaisyArtシリーズをさらに機能強化し、「DaisyArt 7(デイジーアート セブン)」(Windows95/98/Me & NT4.0/2000対応)として、3月2日より発売します。

 当社の主力製品であるDaisyArtは、昨年2月に、シリーズ6代目となる「ミレニアムバージョン」を発売。オペレーションの負担となるスタンダード製品の既成概念を払拭し、創作者とマシンに負担のかからない快適な創作環境を、斬新な発想と最新のオリジナル技術をもって確立しました。その軽快なグラフィック操作感は、従来のグラフィック製品にはない優れたデザインツールとして、多くのユーザーより技術の確かさを評価いただきました。新製品となるDaisyArt7は、その評価にとどまることなく、ユーザーより寄せられているさらなる要望を現実とすべく、キメ細かな機能を追加し、誕生したソフトです。

 新製品のペイント機能では、直感的に駆使できる筆先を追加装備しました。真っ白なキャンバスに本当の筆を使った感覚で、より簡単に作品を描きだすことができます。段階調整可能な絵画調フィルタも新たに装備し、写真をベースとした絵画作品もより簡単に作成できるようになりました。プロフェッショナルなニーズに向けた製品ではありますが、これからペイント作品を始める方にも親しみやすい柔軟なグラフィックツールとしています。
 フォトレッタッチ機能では、デイジーシリーズで培った画像技術を応用し、多数のユニークなフィルタ機能を追加。Mac版ソフトに慣れた方でも、オペレーションに戸惑わないようマスク機能を装備し、さらにはカラーチャンネルごとにマスク処理を行うことも可能としています。
 創作環境でも、マルチプルアンドゥ機能を発展させ、作品ファイルを保管する時に履歴も保管することを可能とするなど、さらに高度な機能を装備しています。

 定価は、32,000円(税別)。アカデミック版/定価19,800円(税別)も用意しています。いずれも、全国のパソコン販売店を通じて販売いたします。

■ 「DaisyArt 7」の主な特徴

DaisyArt7は、旧製品となるDaisyArtミレニアムバージョンが進化した製品です。
自由度が高いビットマップ系(ペイント)と、再編集能力の高いベクトル系(ドロー)のそれぞれが持つ利点を併せ持つという基本設計は同様で、技術も継承されています。

<主な特長>

1.レイヤ間で異なる解像度を扱うことが可能  
  解像度を統一せずにレイヤを重ねていくことが可能。(レイヤごとに異なる解像度を扱うことができる)低解像度のレイヤ画像をオリジナル技術RealZoomTechnologyで補間し、ジャギをおさえることもできます。

2.レイヤサイズの自動拡張  
  従来のスタンダード製品のようにあらかじめサイズを決めなくても、描き足していけばいくらでもレイヤは自動的に拡大していきます。レイヤを簡単に自在に操作し、余計なオペレーションを軽減させるという基本思想のひとつです。

3.透明色をペイントカラーとして取り扱い  
 「色とは透明度も含む」という発想を技術でクリア。RGBだけでなく、透明度も色の一部として直接扱うことができます。例えば、画像の必要な部分をくり抜く際も、「不要な部分を透明に塗る」という発想で作業できます。またカラーチャンネル交換でも透明色を扱うことができます。

4.創作者とマシンに負荷の少ない快適な環境(技術)  
 高解像度の画像加工と高解像度の描画、またそれらの組み合わせを快適な環境で行うため、当社の数々の独自技術を投入しています。原画の品質を損なわず自由に拡縮でき、さらに高速に応答するマルチレイヤ表示エンジンの搭載、実行マシンのCPUに合わせて最適化されたコードを自動的に選択・切り替えるDCS技術、OSの仮想記憶管理機構に頼らない独自の仮想記憶管理、少ないメモリでどの履歴でも瞬時に取り出せるタイムマシン履歴管理など、オリジナル技術を結集し、高速性と快適な創作環境を実現しています。

DaisyArt7では、以上の従来の特長にあわせて、下記の内容が追加され機能アップしています。

<新機能>

New 1.描画(ペン先)機能の追加  
 描画機能のペン先に、「アベレイジ」「ぼかし」「かきませ」「ノイズ」を追加装備しています。旧製品では、同様のタッチをつくりあげるには、自在な加工ができるレイヤでの処理としていましたが、今回のバージョンでは、ペン先を使った描画機能のひとつとしました。
 また、これまでは、画像を合成する際にはその下にある画像とレイヤの設定で処理を行なっていましたが、今回のバージョンでは、描画モードでのリアルタイム処理も可能としています。

New 2. フィルタ効果機能の追加  
 スライダーで加工調整のできる「絵画調」や、点や線を基調とした「あみ点効果」の他、「スプレー拡散」「ちぎり絵」「極座標変換」「押し出し」「ステンドグラス」「正方分解」「レンズフレア」「輪郭線トレース」「結晶」「動揺」など、ユニークで斬新な多数のフィルタを追加装備しました。

New 3.データ管理の拡充  
 DaisyArtシリーズでは、ミレニアムバージョンよりマルチプルアンドゥ機能やタイムマシン履歴(スピーディに過去の制作ステップへもどる機能)を搭載して、大胆な作品づくりを提唱しました。今回はさらに、作品データ保管時に、履歴データも保管することが可能となりました。つまり、数日前に作成した状態にいつでも戻すことが可能です。また、全てのレイヤを一括で別ファイルに保存することや複数の選択レイヤのみを一括で別ファイルの保存することもできます。HTMLへの保存もサポートしています。

New 4.レイヤ機能の追加  
 レイヤの整列やすべてのレイヤを別ファイルへ保管、レイヤ情報表示のボリュームアップなど、 レイヤを自在に操るためのさらなる機能が追加されています。

New 5.マスク処理  
 従来製品に親しんだ方を配慮し、マスク処理を可能としています。描画のペン先に輪郭を認識する機能「ニューロ」を使い、透明色を使用すれば、よりスムーズな創作活動が行えます。

その他、加工や修正の効率を配慮し、テキストレイヤの文字入力段階での回転や、画像を部品化して回転などの繰り返し作業をしても高品位な状態を維持することができるイメージレイヤの装備など、より快適な創作環境を確立すべく、機能がグレードアップしています。

■定価

32,000円(税別)/ アカデミック版 19,800円(税別)

■動作環境

対応機種:NEC PC-9821シリーズ、IBM PC/ATおよび互換機
OS:Windows 95/98/Me日本語版 および Windows NT4.0/2000日本語版
*初期のWindows95で使用する場合、システムモジュールの更新が必要となる場合があります。
CPU:Intel Pentium以上、または互換プロセッサ(クロック周波数266MHz以上を推奨)
メモリ:Windows95/98/Meの場合64MB以上、WindowsNT4.0/Windows2000の場合128MB以上
(128MB以上を推奨、メモリ容量が多いほど快適に動作します)
ディスプレイ:800×600ピクセル、32.000色(ハイカラー)以上  (1024×768ピクセル、フルカラーを推奨)
ハードディスク:200MB以上の空き容量 (編集する画像のサイズによってはそれ以上の空き容量が必要)
プリンタ:印刷を行うには、使用しているOSに適合したプリンタが必要
その他:使用するOSに適合したマウス、CD-ROMドライブ(インストール時に必要)
対応外部機器: タブレット(WinTabインタフェースに対応)、スキャナ(TWAIN32インタフェース に対応※)、デジタルカメラ(記録メディアがドライブとして使用できる、もしくは、 TWAIN32インタフェースに対応)
※TWAIN32経由で取り込む場合、10,000×10,000ピクセルの大きさまでに制限されます

■対応画像形式

入力:BMP,JPEG(プログレッシブJPEG,EXIF,DCFを含む),PCD(フォトCD),PSD(*3),PDD(*3), TGA,PICT,FPX,PCX,DCX,HPI,MAG,Q0,RGB,TIFF,PNG,GIF(透過GIF,インターレースGIF含 む),IMG(DaisyCollage2画像フォーマット),TRP(旧DaisyArtフォーマット)(*2),ILF,DAF(DaisyArt7独自フォーマット),DHF(DaisyArt7独自履歴付きフォーマット)

○編集可能画像サイズ
搭載メモリ、ハードディスク空き容量に依存(入力、編集可能サイズに特に制限は設けていません)

出力:BMP,JPEG(プログレッシブJPEG含む),PSD(*1),FPX,PCX,Q0,RGB,TIFF,PNG,GIF(透過GIF, インターレースGIF含む),ILF,DAF(DaisyArt7独自フォーマット),DHF(DaisyArt7独自履歴付きフォーマット)

*1 単レイヤを透過色情報を含んで保存することのみサポート
*2 DaisyArt98/97のみ対応。また、レイヤ情報を読み込むことはできますが、レイヤの構 造の違いから見た目が異なる場合があります。
*3 画像レイヤの色/透明度/位置情報のみ取り込むことができます。



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