JPEGやTIFFのイメージデータを16bitに拡張し、RAWデータとして取り扱うことで的確な補正が可能なSILKYPIX RAW Bridgeを搭載し、 JPEGやTIFFからの現像が可能になりました。JPEGやTIFFでもSILKYPIX Developer Studio 3.0のほとんどの機能をご使用いただくことができます。
使い慣れたRAW現像のパラメータ調整と同じ操作手順で、JPEGやTIFFファイルを処理できることは大変便利です。
JPEG/TIFFファイルからの現像は対応カメラ以外のJPEGデータやスキャナーにより生成されたJPEGやTIFF(8bit/16bit)など様々なものから出力されたイメージデータを取り扱うことができます。

上記サンプルは極端な例ですが、デジタルカメラでホワイトバランスを外して撮影してしまった場合の微調整もRAW現像と同じ操作で行うことができます。
また、銀塩カメラ(フィルムカメラ)で撮影したポジやネガをスキャンニングした際の色かぶりにも効果があります。

SILKYPIX RAW Bridgeとは？

SILKYPIX RAW BridgeはJPEGやTIFFを拡張し、RAWとして扱うことのできるようにする画像処理技術です。
JPEGやTIFFファイルをそのまま処理する通常のフォトレタッチソフトと違い、RAW現像するのと逆の 処理を行って、内部的にRAWデータに近い形にデータを変換（※1）してから再度現像処理を行います。（上図参照） その為、JPEGやTIFFファイルをRAWファイルを扱うのと同じ感覚でほとんどの機能を使用することができます。

JPEG/TIFFの入力カラースペース対応