小湊鉄道

その2 『 ローカル線ってとても落ち着く・・・。 』
小湊鉄道は千葉県の真ん中辺りを走っているローカルな路線です。学生の時にこの沿線から通っていた同級生が居たりして沿線の様子はその時に少し彼女から聞いていました。当時は「珍しい路線で通学しているんだね。」位にしか思っていませんでしたがまさか鉄道の撮影に来ることになろうとは・・・。行ってみるとなんだか妙に気持ちが落ち着く事に気づきました。こんなのんびりしたローカル線が近くにあったんですね。それでは撮影スタートです。今回もどうかお付き合いください。
小湊鉄道 小湊鉄道の線路周辺はとても広々としていて、自然に囲まれた場所でした。その景色を見た瞬間から列車や景色を撮影するのがとても楽しみになりました。
成田ゆめ牧場での練習の成果を出せるようにがんばります。
(写真:はるか)
今回は車移動での撮影です。何故だかは最初の駅に着いて納得しました。
私達が始めに撮影を行ったのは「海士有木(あまありき)」という駅です。まずは時刻表をチェックしました。それを見ると約30分から1時間ちょっとに一本しか走らないのですね。なるほど。これでは電車を乗り継いで撮影というのでは色々周れないかも知れません。
民家みたいな雰囲気のする駅舎でした 黒電話
民家みたいな雰囲気のする駅舎でした。
こういうタイプの駅に馴染みはないのですが、銚子電鉄と同じようにどこか懐かしい感じがします。
(写真:あい)
おばあちゃんの家にあった黒電話を見つけたので撮影しました。 くるくる番号を回してかけるこのタイプ…平成生まれの子は知らないんですよね…。
(写真:あい)
入場券を購入してホームへ出てみると明るくて日当たりが良くって心地よい感じがします。
なんだか開放感がある感じで何故だろうと考えてみるとホームに良くある電線や電柱がありません。上で「電車」と書きましたが、そういえば小湊鉄道の車両はディーゼル列車なんですね。
駅に入ってすぐに感じたのが開放感です 手作りの雰囲気が駅に似合っていました
駅に入ってすぐに感じたのが開放感です。
今までの撮影は天気に恵まれなかったので、晴れた日の撮影にもわくわくしました。
(写真:はるか)
駅のホームにあった趣のある看板です。
この写真をみると…私が傾いているのか看板が傾いているのか分かりませんが、手作りの雰囲気が駅に似合っていました。
(写真:あい)
このロケで初めての晴れとなりました。日当たりの良いホームはローカル線独特の雰囲気があります。
(写真:横山)
駅の写真を何枚か撮って居ると踏み切りが鳴り始め、遠くから小湊鉄道の列車がガタゴトガタゴトと近づいてきます。肌色とオレンジのかわいい車両です。
のんびりとした雰囲気にとてもあっている列車だと思いました
小湊鉄道が走ってくるのを見て、のんびりとした雰囲気にとてもあっている列車だと思いました。
(写真:はるか)
しかしその見た目とは裏腹に近づいてくると結構速い!とっさに先日の成田ゆめ牧場での特訓を思い出しました。
民家みたいな雰囲気のする駅舎でした
成田ゆめ牧場での経験を生かすことのできた1枚です。
慌てずズーミングをしながら撮影をする事ができました。
(写真:あい)
駅に着いた小湊鉄道は「ブーン」というバスのような音をたてて停車しています。何人かが降りて何人かが乗り込んでいきました。
電線がない分開放感のある写真が撮れました 学校で使っていたストープのような匂いがしてとても懐かしい気持ちになりました
ディーゼル列車はパンタグラフがないので、空が綺麗に撮影できました。
電線がない分開放感のある写真が撮れました。
(写真:あい)
列車からは学校で使っていたストープのような匂いがしてとても懐かしい気持ちになりました。
開放感のある駅ともとても合っていたので、駅と列車を絡めて撮りました。
(写真:はるか)
停車中の車両を撮影していると「キハ200」と書いてあるのを見つけました。この車両が「キハ」なんですね。
初めて意識して見たかも知れません。ゆっくりと発車したキハは「カタンコトン」という音の余韻を残しながら遠くの方で見えなくなり、また静かな駅に戻りました。
仕事に疲れた時など、こんなのんびりした駅でぼけーっと過ごすとみんな忘れてしまいそうで今日のこれからの撮影が楽しみになってきました。
慌てずズーミングをしながら撮影をする事ができました 走り出しも走行している時のスピードの上がり方も、本当にバスのようでした。
駅から列車を見送ると次に駅に来るのは30〜1時間後。
見えなくなるまでファインダー越しに列車を見送りました。
(写真:あい)