SILKYPIX特集

繊細な野鳥の羽毛を表現する為には写真に合わせた最適なシャープネスの設定が必要です。


RAWモードでの撮影のススメ
ピントは来ているがイマイチ写真が締まらない。そんな悩みをお持ちの方や、一眼レフをお使いの方で、普段JPEG撮影をされている方がいらっしゃいましたらRAWモードでの撮影をおすすめします。
JPEG撮影での悩み
デジタルカメラにもシャープネスの設定は付いていますが、野鳥を撮影するうえでは大雑把なものとなっています。
また、シャープネスの設定も撮影前に決めておかなければならない為撮影した後に強すぎたり弱すぎたりと気づくこともありますね。
次の瞬間をを一瞬で予測して撮影する野鳥の撮影ではシーンごとにカメラの設定を変更する余裕など無い場合が多いはずです。
RAW撮影のメリット
RAW撮影ではシャープネスを現像時に設定することができます。その為、撮影した写真を見ながら被写体に合わせた適切なシャープを設定することができます。
例えば画素数や撮影距離、被写体の大きさなどによって最適なシャープネスは変わってきます。
以下の写真は干潟に居たオオジュリンをEOS 40Dで撮影したものでノートリミングです。小さな野鳥をこの位の大きさで撮影した場合、羽毛の一本一本は1ピクセル付近となってしまいます。

オオジュリン

下は上の写真を現像時にシャープネス無しで拡大したものです。
少しピントが甘いように見えますが、これはデジタルカメラのイメージセンサーに付いている「ローパスフィルター」というフィルターによってわざと画をぼやかしているからです。
通常のデジタルカメラでは1ピクセル付近の細かいものをローパスフィルターで一度ぼやけさせる事で偽色などを防いでいます。

シャープネス無しで拡大

下は上の写真を現像時にシャープネスを施したものです。
本来レンズが捉えていて、ローパスフィルタによってぼやかされてしまった部分の微細構造をシャープネスによって補う事で高い解像感の写真に仕上げることができます。

現像時にシャープネス