代表挨拶

代表取締役社長 市川芳邦

想像する楽しみ、創造する喜び

これこそが私たちの目指すべきものです。

想像力は、未来を切り開く大きな力です。いつの時代も人々は想像力を発揮して、未来を切り開いてきました。星を結んで星座を思い浮かべ、神話を創り、絵画を描き、山を切り拓き、街を作りました。そして、もっと身近な日々の工夫でさえも想像力を元としています。

想像力こそが、人類に与えられた最も素敵な能力であると私たちは確信しています。

画家も、作家も、音楽家も、建築家も、料理家も、そしてコンピュータのソフトウエアをデザインする私たちも想像力を発揮し、新しい価値を創造していくことこそが使命なのです。

思い起こせば、私がソフトウエアの世界を志したのは、30年以上も前のこと。パソコンという言葉がやっと生まれた頃でした。

当時のパソコンはまだ、生活に役立つには程遠く、自分でプログラムを入力して、ただ実行するだけの道具でした。それでも当時の私にとってパソコンの世界は、まるで宇宙のように広く限りないものに思えました。人生で初めて「想像力を試す道具」に出逢ったとさえ思えました。

想像力を試すには、アイディアをプログラム言語でコンピュータに入力する作業が必要でしたが、その作業さえ終了すれば、パソコンが映像に、動きに、あるいは音声に変えてくれました。アイディアが実現された姿が、そこには瞬時に映し出されたのです。そのおかげで、私はアイディアを修正し、さらに洗練されたものへと改良することができました。

パソコンは紛れもなく、私にとって想像力を刺激し、適切なアドバイスをくれ、創造へと高めてくれる道具だったのです。

想像を頭の中だけに閉じ込めておくと、それは単なる空想でしかありません。他人にもわかる形に表現することこそが創造なのです。画家は絵画として表現し、作家は言葉として表現し、私たちはプログラムとして表現し、創造します。

ソフトウエアの世界で創造に関わりながら生きて行きたい。それがこの会社を起こした理由です。

設立からもうすぐ30年の月日が経ちますが、その間に我々は作品として多くのソフトウエア製品を創造してきました。

私たちが想像力を発揮して創ったソフトウエアが、今度は、それを使うユーザーの想像力を刺激し、新しい創造物を生み出していく。こんな素晴らしい関係を私たちは目指しています。

すべての作品には、ユーザーに想像力を発揮してもらうための願いと工夫が込められているだけではなく、大きな想像力を飽きさせないよう、とても奥の深い魅力を隠し持っています。是非、私たちの作品に触れ、あなたの想像力を試してください。

そして、素晴らしい創造物を生み出してください。それが私たちの願いなのです。