| ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
6.1. 警告表示 現像パラメータの調整を助ける機能として、警告表示機能を有しています。 ![]() ![]() なお、警告表示は、メニューの[表示(V)]-[警告表示]-[警告の点滅表示]にチェックが入っている場合、プレビュー表示の際に、画像に重ねて点滅表示されます。 チェックが入っていない場合には警告表示は常に表示されます。 (プリンタプルーフ表示に関しては、常に表示されます)
![]() 明るさが飽和している箇所は黒で点滅表示され、色の飽和は反転色(ネガ)で警告されます。 この機能は、露出調整や彩度調整の際に飽和状態の確認にご利用ください。 ![]()
![]() ![]()
![]() ![]()
![]() プリンタで印刷する場合、プリント用紙やインクの特性を考慮して、できるだけ忠実に色を再現するためのカラーマネジメント処理がおこなわれますが、忠実に色再現できる色の範囲には限界があり、その範囲外および境界部の色は正しく再現することができません。 また、適用するカラープロファイルによっては、再現可能な範囲の色も若干変化するものがあるようです。 このカラーマネジメント処理の影響をモニタ上でチェックするためにご利用ください。 この表示モードでは、適応するプリントカラースペースとマッチング方法により表示結果が変化します。 また、カラープロファイルによる色変換処理のシミュレーションですので、紙色の影響を確認することはできません。 この警告を選択中は、カラーマネジメントサブコントロールが表示されます。 カラーマネジメントサブコントロールでは、印刷ダイアログの「拡張設定1」で設定可能な印刷時のカラーマネジメントが設定できます。 詳細は、「8.5.2. 拡張設定1」をご参照ください。
![]() 背景と被写体が見分けにくい場合や、単色の被写体など、写真によっては、正しく検出できない可能性があります。 この機能は、撮影した写真のピントが合っているかを確認するひとつの目安としてご利用ください。 検出する範囲の変更については、「9.3.1.6 フォーカス領域の設定」をご参照ください。 ![]() 6.2. ヒストグラム メニューの[表示(V)]-[ヒストグラム(H)]を選択すると、「ヒストグラム」サブコントロールが表示されます。 ![]() 横軸が輝度(0~255)で画面右へ行くほど高くなり、縦軸がその輝度に対応する画素数となります。 グラフには、RGBそれぞれが、それぞれの色で表示され、重なった部分は加法混色によって表現されます。 6.2.1. ヒストグラムの表示 画面下のグレースケール表示上に表示されている矢印は以下の意味があります。
![]()
![]() 画面上の点の色が、ヒストグラム上のどの辺りに分布するかを調べるのに有効です。
![]() ![]() "Lv"は横軸で示される輝度(0~255)の値です。 "R"、"G"、"B"はRGBそれぞれの統計値で、単位は%(パーセント)です。 RGBの各値(Lv値)が均等に分布している画像のヒストグラムの場合、0~255の各値の統計値は1/256=0.39%となります。 通常の写真の場合はほとんどの領域が0.00~2.00%の範囲に入りますが、真っ黒な写真や花のマクロ写真など写真全体が単色に近い写真などの場合は極端に偏った輝度分布となります。 6.3. ナビゲーター ![]() プレビュー画面がフィット表示以外で拡大表示されていた場合、ガイドをドラッグしてプレビューの表示位置を変更できます。 また、ナビゲーター上のマウスホイール操作で、プレビューの拡大・縮小をおこなうこともできます。 ナビゲーターはプレビュー表示されている場合のみ有効となるため、サムネイル表示の際は非表示となります。 6.4. ショートカットキーとファンクションキー 本ソフトウェアで、利用できるショートカットキー及びファンクションキーは以下の通りです。
6.4.1. メニュー・バーの操作 6.4.1.1. ファイル 6.4.2. コンテキスト・メニューの操作
6.5. 一時登録機能の活用 「テイスト・パラメータ」サブコントロールにある「一時登録」機能は現像パラメータを保存するためのペーストバッファですが、いくつかの便利な活用方法があります。 6.5.1. 現像パラメータの他のコマへのコピー 一時登録の最も基本的な使用方法です。「7.5. 現像パラメータの一時登録」や「7.6. 現像パラメータの複数コマへの適用」で基本的な操作方法は述べます。 6.5.2. 現像パラメータの一時保存 1つのコマで設定・調整した現像パラメータを他のコマに適用するための機能です。コピー&ペーストで現像パラメータをコピーするのと同じ機能ですが、同時に4つまで使用できますので活用方法は広がります。 1つのコマについて現像パラメータを調整して追い込んでいく場合、だんだんと現像パラメータは収束していきますが、その過程において暫定的に確定させた候補を保存しておくために活用できます。 6.5.3. 現像パラメータの比較 暫定値を適宜一時登録しておくことで、調整がうまくいかない場合に前回一時登録した暫定値から簡単にやり直すことができます。 「一時登録」機能は現像パラメータを保存するだけではなく、現像結果の表示画像も一時的に保存することができます。(*1) この機能を活用することで、2つの現像パラメータの比較がおこなえます。比較したい2つの現像パラメータを一時登録し、あとはパチパチと2つのパラメータを切り替えて比較するのです。 この機能は操作モードを「ズームツール」に設定してご使用になることをお勧めいたします。画像の全体表示から比較したい部分を拡大表示しての比較などがスムーズにおこなえます。 *1 この機能を活用するためにはキャッシュの設定を、「標準」または「最大」に設定する必要があります。 設定については「9.3.3.1. キャッシュの設定」を参照してください。この機能を使用するためには多くのメモリを消費しますのでご注意ください。 |
Copyright (C) 2004-2019, Ichikawa Soft Laboratory Co.,Ltd. All rights reserved. |