小湊鉄道

その5『 夕暮れの駅でお別れ 』
日が沈みかけてきて辺りがオレンジ色になってきました。ここからはすぐ暗くなってしまうので時刻表を見てもあと一回の撮影しかできないようです。最後は事前に「夕方はいいよ。」と聞いていた上総川間駅の近くでの撮影となりました。列車を待っている間にも太陽はどんどん傾いてきて既に真横から駅を照らしています。早く来てくれないと撮影できないかも、と徐々に焦って居るところに汽笛の音が夕暮れの中遠くから聞こえて来ました。
少し緊張しながら待っていました 畑の真中で線路から離れた場所で待ち構えていました
この1本が撮影できる最後の列車だったので、少し緊張しながら待っていました。夕日に照らされて、昼間に撮影していた時とは違った雰囲気で列車が走ってきました。列車を見てキレイと思ったのは初めてかもしれません。
(写真:はるか)
畑の真中で線路から離れた場所で待ち構えていました。
この頃には音を聞き取ることに慣れてきてはいましたが、それでも夕方の撮影は緊張しました。
(写真:あい)
真横から夕日に照らされた「キハ」はキラキラ輝いていて風景の一部分に同化したように走ってきます。ファインダーの中がとてもキレイでした。そんな優しい光に包まれた中、今日の撮影は終了となりました。ゆっくりな時間があっという間に過ぎて行った楽しい一日となりました。
小湊鉄道は列車や駅、周りの景色も本当に素敵でとても楽しく撮影ができました
4両だったので、停車すると駅からはみ出ていました。
撮影しながらも、降りる人はどうするのか気になりました。
小湊鉄道は列車や駅、周りの景色も本当に素敵でとても楽しく撮影ができました。
(写真:はるか)
夕日を浴びて走行する列車は情緒溢れていました。
この時間ならではの1枚が撮れて感激でした!これを逃すと…次にくる列車は日が沈んでからなのです。
(写真:あい)
手前の建物?は駅舎です。
小湊鉄道の駅舎は風景に溶け込むようにあったりするので、撮影するのも面白かったです。
(写真:あい)