SILKYPIX Developer Studio
SILKYPIX Developer Studioはデジタルカメラで撮影されたRAWデータから高品位な映像を生成するRAW現像ソフトです。
RAWデータは、センサーが捉えた光量をそのまま高い精度で記録しているので、色々な写真へと仕上がる非常に多くの可能性を持っています。
その可能性の中から自分が本当に求める1枚の写真を見つけることができる。それがSILKYPIXのRAW現像です。
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SILKYPIX Developer Studio
SILKYPIX Developer Studio
銚子発!デジカメ撮影会(写真をクリックすると大きく表示されます)
1.銚子発!デジカメ撮影会に参加しました。
2008年03月30日に銚子電鉄沿線で撮影イベントが行われました。地元の方や銚子好きなどの有志が主催となり企画したもので、「写真を通じて銚子を盛り上げよう」という趣旨のものです。
電車や駅舎も含めて、昭和の雰囲気が残る海の町。そんな銚子を写真家の広田泉さんやミゾタユキさんと一緒に撮り歩こうという内容でした。私達、市川ソフトでも地元千葉県という事もあり RAW現像の講習や設備の設置などのお手伝いをすると共に、少しだけ参加者の皆様とご一緒に楽しく撮影させて頂くことができました。

2.ローカル線ならではの手作りの暖かさ
銚子電鉄に乗ると目に付くのは、手作りの車内広告です。地元の商店から出版社、インターネットの支援サイトなど、いわゆる「宣伝」としての広告だけではなく、広告により「支援」されているのが 良くわかります。また中ノ町という車庫のある駅では、近くで見るとお世辞にも綺麗とは言えない手作業で塗られたような(恐らくそうだと思います。)車輌があったりします。そんな全てが手作りの暖かさ全開の銚子 電鉄沿線で撮影会の実行委員の方々も本業の合間を縫って手作りの撮影会を企画していました。
※中ノ町の車輌
多くの車輌がステンレス化し高性能化していく中で、時代を感じさせる魅力的な車輌は鉄道ファンでなくてもきっと乗ってみたくなるはずです。

3.前日入り〜夜間撮影
私達は撮影会の前日に現地入りし、ロケハンを兼ねて夕方〜夜間撮影を行いました。参加者の方々の中にも前日入りされている方が居たのでご一緒させて頂きました。
夕暮れ時の銚子電鉄は夕日を浴びてとてもフォトジェニックです。そんな時私は古いマニュアルレンズを使って逆光で撮るのが好きです。結構フレアが入ったりしてコントラストが低下 したりしますが、RAW現像時に調子を整えます。柔らかい雰囲気になりますね。
沿線は緑が増えてきて春の雰囲気でしたが、桜だけは遅れているようで2部咲き程度でした。本銚子付近では緑のトンネルを抜けて電車は走ります。
同じく協賛で参加していたベルボンさんから最新型の三脚を借りて夜間撮影することができました。しばらく持って歩いていましたがとても軽くてしかもぶれにくく良かったです。
新しい三脚が欲しくなってしまいました。
4.撮影会当日 小型機関車デキ3が走る
撮影当日は仲ノ町の車輌区内で小型の機関車「デキ3」が動いているのを見ることができました。さすがに一般路線内は走ることができないのですが、まだちゃんと動く状態で 保管されているのですね。いつかこの「デキ3」も一般の路線を走れるようになれば良いと思いました。
機関車と言うと普通は結構迫力のあるものが多いのですが小型なだけに かわいらしく走っていました。参加された方もそれぞれの思いで構図を決めて撮影されていたのではないかと思います。
その後私達は借りていた市民センターに先に行きデジタル現像講習会の準備の為撮影会からは離脱しましたが、皆様が撮影された写真を講習会で拝見でき私達にとっても有意義な一日と なりました。
今、なぜ鉄道写真なのか?(写真をクリックすると大きく表示されます)
1.注目されている鉄道写真
ここ最近テレビなどのメディアでもよく取り上げられるようになった鉄道関係の記事。大宮に鉄道博物館ができたりN700系新幹線がデビューしたりと 話題も絶えません。鉄道写真も徐々に注目されてきていますがそれはなぜでしょうか。SILKYPIX鉄道写真掲示板を運用していて感じたことなども織り交ぜながらご紹介していきたいと思います。
2.鉄道をとりまく環境の変化
都市部では鉄道は人々の足として発達してきています。東京都心部では鉄道を利用すれば大抵の所に行ける程網の目のように張り巡らされています。
日本の鉄道は時間も正確で渋滞とも無縁なので仕事や重要な待ち合わせなどでは大活躍しているのではないでしょうか?
また、工場地帯では陸運として貨物専用路線などの運行をよく見かけます。
当然雨の日も、強風の日もできる限り運行していますので車体の老朽化は否定できません。 また、安全面、環境面でもより良いものを求める声が高まってきています。 それに伴い新型車輌に更新されるのですが、車輌はステンレス化、共通化への道を辿ることになりそうです。
以前あったような総塗りの「黄色い電車」などの表現があてはまらなくなってきているだけではなく、街の風景 としての特徴もスポイルされ気味になってきているのではないかと感じています。
3.車輌が変わると風景が変わる
駅の周りには街が発展します。その中心には車輌がいつもあるのですが、そのデザインが変わっただけでその町の景色が変わることとなります。
写真は御茶ノ水駅ですが、中央線と言えば以前からお馴染みのオレンジ総塗りのものから、最近では「E233系」と呼ばれるステンレスにオレンジのラインのものが増えてきています。 こうした変化は良いのですが、上で述べたように車輌の共通化から路線ごとの特徴がほとんど無く帯の色だけで識別させるようになって来ていて特徴の少ないものになってきています。
当然、鉄道ファンからは総塗り車輌の更新を惜しむ声が聞かれますし、私もそう思います。しかし、時代の流れには逆らうことができないのも皆様知っているはずです。
そうした時代の流れを私達写真愛好家としては、その車輌が走っていた町並みや時代背景などと共に写真に収めておくことしかできないのですね。
今後の鉄道写真は「車輌+何か」がもっと重要な要素として必要なのかも知れませんね。
4.車輌の歴史を追うと
更新で新しくなっていく車輌ですが、一方でその古い車輌を受け入れる路線もあります。写真の総武流山電鉄では西武電鉄から車輌を譲り受け運行しています。 こうした全く別の所で第二の人生を歩み始めている車輌もあるのでそれを見つけるのも面白いかもしれません。もしかしたら、かつてあなたが通勤で使っていた車輌がまだ どこかで運行されているかもしれません。

5.鉄道の歴史と共に
ローカル線では50年近く運行を続けている車輌があります。皆様の中にはもしかしたら同級生な車輌もあるのではないかと思います。
人間でも、長く勤め上げてきた方々はとても尊敬しますし、威厳や風格などを強く感じます。車輌においても同じように、地域に密着して働いてきた、機械であることを超えた何か 「あたたかさ」みたいなものを感じることがあります。ローカル線の魅力と言うのはそういうところにあるのかも知れません。
参考:SILKYPIX鉄道掲示板 車輌の歴史年表
6.鉄道写真の魅力
鉄道写真の今後を考えていくと、車輌の変遷、駅の変遷、街の変遷など時代の移り変わりを表現してみても面白いと思います。
例えば廃線になったとしても車輌を含めたその風景などは何十年後でもに多くの人々の記憶に残っているのではないかと思います。 そんな疾走していく車輌を含めた鉄道全体を一つの風景として写真に残しておくのはいかがでしょうか?

SILKYPIX Developer Studio 主な特徴

高性能なRAW現像エンジン
高性能なRAW現像エンジン
SILKYPIX Developer Studioは、フォトグラファーのRAW撮影を協力にバックアップするRAW現像ソフトです。
パソコンの強力な演算能力を駆使した高品位映像の作成を実現。デジタルカメラで発生する高彩度色境界の不自然なエッジや微細構造部分の偽色を抑制、高感度撮影時の色ノイズの軽減により滑らかで清潔な映像を生成することができます。
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優れた色再現性と高解像度
優れた色再現性と高解像度
様々な光源下での正確な色再現を行うために、多くのテスト映像を撮影。それによって得られる複数のカラーマッチングデータから生み出された独自のカラーマッチングロジックを搭載し、正確な色再現性と高階調を実現しています。適切なホワイトバランスの設定によりシーンに適した色作りが可能です。
また、ハイライト部分で色相の回転を押さえ込む機能を搭載。より自然な映像作りを楽しめます。
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快適な操作性と高いパフォーマンス
快適な操作性と高いパフォーマンス
従来のフォトレタッチソフトとは異なり、SILKYPIX Developer Studioはフォトグラファーの皆様に満足していただけることを最善としています。RAW現像におけるあらゆる用途を想定し、使いやすい操作性を研究、実現しています。ウィンドウの配置をカスタマイズし、より使いやすいオリジナルの画面を作ることも可能です。
また、CPUへの最適化を行うことで、PCの性能を最大限に活かして現像処理を行います。
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豊富な機能
豊富な機能
写真現像において必要とされる様々な機能を搭載。露出やホワイトバランスの調整など基本的な機能はもちろんのこと、高度な色変換技術やレンズ収差補正、デジタルカメラ特有のノイズを清潔に除去できるなどRAWの持つ情報を有効に活用し現像を行います。
機能の詳細につきましては製品プロダクトサイトをご覧ください。
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豊富なカメラ対応
豊富なカメラ対応
カメラメーカーの最新機種に迅速に対応。
また、複数のメーカーに幅広く対応しているので、RAW現像のために何本もソフトをインストールする必要がありません。
RAWデータ対応カメラにつきましては、製品プロダクトサイトをご確認ください。また、JPEG / TIFFデータは、対応カメラ以外のカメラで撮影されたものでも現像することができます。
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市川ソフトラボラトリー